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つぶらら 隠れアイドルオタな女子高生の日常
●つぶらら
著者:山名沢湖 双葉社アクションコミックス



帯裏の紹介文に『「百合」「萌え」「オタク」あります!!』と大きく書かれた本作.
発売当初はそのあからさまに最近の流行に便乗したようなキャッチフレーズにスルーしてたんですが, 連載誌のコミックハイ!を読んでいる友人曰く, 帯に書いてあるような内容は一つもないよと言われ, 逆に興味が沸いて購入しました.

あー, 確かにこりゃ違いますなぁ. 特に「百合」は全くない.
編集者は一体何を考えてこの文句を付けたのか, 正直理解しかねます. オタ的文化にあんまり理解のない人なんでしょうか?たぶんこのフレーズを考えた人は『マリみて』を読んでも百合モノだとか言いますね. かっこいいorかわいい同性に憧れるのは百合とは違いますよ. (違いますよね?)

「百合」も「萌え」も「オタク」も, 本作において全ては自分の大好きなアイドルグループへ向けられた憧れと純粋な愛情のことを言ってると考えてもらえれば良いかと. ピュアなんですよピュア. 言っててちょっとはずかしいですが.

美少女アイドルグループ"キャラメル☆エンジェル"の大ファンである主人公・鈴置つぶらが織り成すキャラ☆エン一筋な日常を描いたハイスクールコメディ. ちょっとずれてるつぶらのキャラクターがとても良いです. 口下手なところをクールと勘違いされたり, アイドルオタクだとカミングアウトできずにもやもやしたりと, その空回りっぷりにニヤニヤさせられます.
クラスメイトからキャラ☆エンの話題が出ると, 思わず聞き耳を立ててしまうつぶらさん. 目が血走ってますよ!そのみごとなオタっぷりに共感すると共に, ちょっぴり心が痛かったり. オタクなら誰もが経験する一コマですからね.
一見クールな彼女のキャラクターをあれこれと勝手に想像するクラスメイト達によってどんどんおかしな方向へとそのキャラを捻じ曲げられていくつぶらさん. 曰くクール, 曰く怖い人. その実は天然なだけなのに, クラスの空気読めてないだけなのに! そんなつぶらさんが真にクラスに打ち解けられる日はくるのでしょうか. クラスメイトはツッコミ不在のボケキャラ揃いですからねぇ…まだまだ先だろうなぁ. 願わくば彼女に幸せな高校生活を.

とりあえず次巻も買いで. キャラ☆エンへの愛情ゆえに度々暴走してしまうつぶらさんをこれからも見守りたいと思います.

【2006/11/22 02:58】 | コミック, 雑誌 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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